5月のletter

慌ただしい日々の3,4月が過ぎて、ホッとひと息。
企画展や出張販売の素敵なお話もいただき、それぞれも無事に終えることが出来ました。
たくさんのお客様にご利用いただき、新しいご縁もいただきました。本当にありがとうございました。良い春です。

なかなかネットの運営が出来ておらず申し訳ないです。
慢性的な人手不足が続いていて、求人を出せばいいのですが
それもなかなか思い通りにはいかず縮小営業を続けています。

3月で『カミノ珈琲』は8年目を迎えました。(懐かしい写真！)
この間に、お店の移転や焙煎のスタート、焼き菓子やジャムの製造等
色々な挑戦もしながら少しずつお店らしくなったような気がしています。
オープン時からご来店いただいているお客様も多く、
お店を通して人生の大切な場面を共有できることが私にとっては何よりもの喜びです。
結婚や出産の喜びや、会えなくなってしまった方への悲しさも、この場所にいつもあるような気がしています。
こうして文章を書いていると、ついつい、しっぽりした気持ちになってしまいますね。すみません。

去年から個人のInstagramもFacebookを辞めたのもあり、自分の言葉で発信することに前より慎重になっている気がします。言葉を選ぶようになったのかもしれません。

ちょうど小学生の息子が先日の参観日で『言葉の受け取り方は、ひとり一人違う』という題材の授業をしていました。
ひとつの言葉でも感じ方はみんな違うという理解は、当たり前ですが大切なこと。
日々の生活でそのことを念頭に置きながら文字を扱うことは簡単ではないし、トレーニングが必要な気がしています。気を遣い過ぎることにならないのかとも考えるのですが
それも飛び越えて、当たり前に周りを尊重して、自分も大切に出来るような関わり方をしたいものです。
まだまだ修行中です。

「自分の心の枠組みを置いておき、相手の心の枠組みで考えることが共感である」という学生時代の心理学での学び。
自分の過去の経験を相手に重ね合わせて、それ分かるよ、というのは共感ではない。相手の心の枠組みで考えることこそが共感である。当時10代だった私には度肝を抜かれる教えで、講師の青柳先生が美人で大好きだったのもあり、今でもとても大切にしています。（青柳先生、お元気かしら…）

こんなことをダラダラと書きながらも、夫婦喧嘩はしょっちゅうだし、口も悪いです。
40過ぎたらもう少しまろやかな人間になれるかなと期待しながら、今月も元気に過ごしたいと思います。

写真は先日の出張喫茶での1枚。久々に会えたスタッフと一緒に働けて、嬉しくて楽しい2日間でした。
ダラダラまとまりのない5月のletterでした。木曜日よりまた、お待ちしております！

KAMINO COFFEE